どうも、似合っていれば髪型はなんでもいい理容師清水です。
最近はセットが楽なバーバースタイルにしています。
お客様と話す中で感じるのは
似合っていればそんなにこだわりはない男性は多い気がします。
ですが一方で
自分に似合う髪型を見つけるのって難しい…
バーバースタイルに興味があるけど似合うか分からない…
そう思っている方も多いのも事実です。
自分がやりたい髪型と似合う髪型は必ずしも同じとは限りません。
なんとなくサッパリした感じやガッツリ短い感じと思っていても具体的に髪型をイメージできていないと似合うかどうかを想像することもできません。
そもそも似合う髪型とはどこで決まるのでしょうか。
そこで今回はバーバースタイルに絞った似合う髪型の見つけ方をご紹介していきたいと思います。
目次
1、自分の顔の印象を把握する
『やりたい髪型にしてみたけど周りの評判があまり良くない…』
もしかすると顔の印象とのギャップが大きいのが原因かもしれません。
顔の印象と髪型の印象を合致させる
これがとても重要なポイントになります。
自分の顔が相手に与える印象を理解しないと自分に合う髪型を見つける事が出来ません。
自分の顔はいつも見ているのでなんとなく自分の印象をイメージできてるかと思いますが、自分が思う印象と他人からの印象は意外とズレているかもしれません。
顔の印象を決めるポイントとなるのが
顔の輪郭
顔のパーツ
です。
人それぞれ骨格や顔のパーツの形が違います。
すると当然顔の印象も人それぞれ変わってきます。
そこでオススメなのが携帯のインカメで自分の顔を撮ってみて下さい。
写真で自分の顔を見る事でより客観的に印象を把握できます。
顔の形 | 面長→大人っぽい |
---|---|
丸顔→子どもっぽい | |
輪郭 | 直線的→男性的 |
曲線的→女性的 | |
目 | 寄っている→大人っぽい |
離れている→子どもっぽい | |
目鼻口 | 直線的→男性的 |
曲線的→女性的 |
同じ顔の中でもそれぞれのパーツが持つ印象が違います。
自分の顔が大人っぽく又は幼いのか男性的か女性的なのかパーツの印象を総合的にみて判断してみてください。
2、髪型それぞれの特徴を知る
髪型にも顔の印象と同様にスタイルによって人に与える印象が違います。
やりたい髪型を具体的にイメージするためにも髪型が与える印象も把握してみましょう。
バーバースタイル全体の特徴としてサイドとバックを短く刈り上げる事がスタイルのベースになります。
どのバーバースタイルにするにしても周りは短く刈り上げる事が多いので顔周りと襟足に直線的なラインができ清潔感と男らしさの印象を持たせる事ができます。
また、トップの長さ、セットを変える事で同じバーバースタイルの中でも印象に変化をつけていく事ができます。
今回は代表的でベーシックなバーバースタイルをご紹介します。
2ー1 パートスタイル
バーバースタイルと言えばこのスタイルというくらい定番のスタイルです。
1番大きな特徴は分け目(パート)をつける事です。
8:2分け、7:3分けなど長い部分と短い部分の分け目をつけるスタイルは全てパートスタイルと呼ばれます。
直線に分けたパートラインと前髪をかき上げたシルエットはフォーマルな服装とも相性がよく男性らしさを強調します。
2ー2 クロップ
一見坊主のようなスタイルですが前髪とトップに長さを残して前方向に流したスタイルです。
クロップの大きな特徴は直線に整えた前髪です。
前髪を直線に整える事で前髪そのもがデザインになり他のスタイルにはない個性的な印象になります。
トップに長さを残す事で頭の形を補正でき、全体のシルエットが丸くなるので中性的な印象を強くします。
2ー3 スリックバック
オールバックと呼ばれるスタイルに似てますが、バックとサイドを高めに刈り上げ、長く残した毛を全て後ろに流してセットするスタイルです。
スリックバック特徴は長く残した髪をタイトに抑える事です。
長く残した部分は前髪が1番長く、後ろに向かって短くなっているので、オールバックに流した時もタイトにまとまるスタイルです。
刈り上げる部分が多く、男性的印象が強くなります。
3、おすすめ髪型
自分の顔の印象と髪型の印象が分かればあとは組合せです。
せっかく自分の顔の印象を理解していても髪型が合っていなければ意味がありません。
顔の形、輪郭、パーツに合ったオススメのスタイルをご紹介します。
ここでご紹介するオススメのスタイルはあくまで失敗が少なく似合いやすい傾向があるスタイルとして紹介しています。
『ここで紹介しているのは絶対に似合うスタイル』『紹介されている顔立ちではないから似合わない』というわけではなく僕個人のオススメとしてご紹介します。
3−1 面長、男性的な顔にはパートスタイル
面長で直線的パーツの割合が多い人は大人っぽく男性的な印象が強く、パートスタイルはそういった男性的、男らしさをより強調するスタイルになるので非常に相性がいいスタイルかと思います。
ツヤが出る整髪料であればクラシカルな印象になり、
ツヤが出ないマット系の整髪料ならナチュラルな印象が出せます。
また、面長で頭が小さい方は分け目の位置を8:2くらいで作るとバランスが良くなる傾向にあります。
男性的な顔の方には挑戦しやすくリスクの少ない髪型です。
注意点としては幼顔立ちの方は髪型とのギャップが大きくなりすぎてしまうのであまりおすすめできません。
3ー2 丸顔で中性的な顔にはクロップスタイル
丸顔で曲線的なパーツの割合が多い方は幼く、中性的な印象が強くなるので、丸みがあり中性的な印象を持つクロップスタイルとの相性が良いです。
ツヤ感の出る整髪料でボリュームを抑えてタイトにセットするとクラシカルな印象になり
ツヤを抑えたマット系の整髪料であれば束感を出してカジュアルな印象になります。
幼い顔立ちでもバーバースタイルに挑戦したい方にオススメです。
注意点としては、前髪をかなり短くするので髪質や生えぐせが大きく影響します。髪質、生えぐせによってはオススメできない場合もあるのでクロップにする場合は担当スタイリストとよく相談していただく事をオススメします。
3ー3 面長で輪郭が直線的な顔にはスリックバック
スリックバックは顔のパーツよりも輪郭を重視します。刈り上げる範囲がかなり高く直線的な部分が多くなるので、面長で直線的な輪郭の方と相性がいいスタイルです。
ツヤ感の出る整髪料でトップの髪をオールバックに流して完成です。
セットを楽にしたい方には特にオススメのスタイルです。
注意点としては、クロップ同様刈り上げが高いので頭の形、髪質、が大きく影響します。頭の骨格髪質次第ではオススメできない場合があるのでスリックバックにする場合はもともとの髪の長さ、頭の形など担当スタイリストと相談していただく事をオススメします。
4、まとめ
今回は自分に合った髪型を見つける完全ガイドをご紹介させていただきました。
・自分の顔の印象を把握する。
・髪型の特徴を知る。
・顔と髪型の印象を合わせる。
以上3つを意識すれば自分に似合う髪型に近づけれると思います。
今回紹介した髪型はバーバースタイルのベースとなる髪型です。
トップの長さ、前髪の長さ、刈り上げの高さ、セットのやり方などで色々なアレンジができるので、まずはご紹介した髪型の中から自分に合った髪型を選び、慣れて来たら変化を加えていってもいいかもしれません。
今回は以上になります。
似合う髪型を見つける参考になれば幸いです!
最後までお読み頂きありがとうございました!