どうもこんにちは!
普通の服より一癖ある服が好きなCHILLCHAIR小玉悦史です。
『civilist』を知ったきっかけはいつもお世話になっている浅草にある「laid-back」というセレクトショップです。
僕も最初は知らなかったのですが、『civilist』はスケーターの人は知ってる人は知ってるかもしれませんが、ドイツにあるスケートブランドです!
スケートブランドだからと言って、スケートをやらないと着ちゃダメとか無いと思うんですよね笑
ちなみに僕も若い頃はスケートをやってましたが今はやってません笑
今回いろいろ調べてみて分かったことは、
『Civilist』は上質で大人なスケートブランドを好む玄人にオススメのストリートブランド
だということです!
そこで今回は、『 civilist』の特徴と魅力を徹底紹介します!
- 『civilist』はどんなブランドなのか?
- 『civilist』の歴史
- 『civilist』の特徴や魅力
を書いています。
ぜひ、最後まで読んでください!
目次
1、Civilist=『ドイツのスケートカルチャーの発信源となるブランド』
Civilist Berlin より引用
ブランド本拠地 | ドイツ/ベルリン |
---|---|
デザイナー |
AlexFoley&AndreasHesse(アレックスフォーリーとアンドレアスヘッセ) |
SNS |
Instagram @civilistberlin |
ホームページ | https://civilistberlin.com/ |
『Civilist』は ショップオーナーの「アレックス・フォーリー」と「アンドレアス・ヘッセ」が、スケートショップ、ストリートウェアブティックの一部として美術展や出店ができる場所を造りたいと考えて2009年にスタートしました。
ミュージシャン、アーティスト、スケーター、BMXライダーなど、あらゆる種類の人々が会うことができる場所をコンセプトにコミュニティと文化を大事にしているこのブランドは、
「PALACE」や「Fucking Awesome」、「NIKE SB」など、名だたるブランドのセレクトとしても知られていて、リアルなスケートカルチャーを背景とした独創的なアートワークが特徴です。
Civilist Berlinより引用
ベルリン内やドイツではPalace、FuckingAwesome、HUF、Vans、Syndicate、NorseProjects、NikeSB、などの名だたるブランドはcivilistくらいしか取り扱っていなかったようで、立ち上げ初日からたくさんのブランドから大きなサポートを受けてここまで歩んできたようです。
そして、立ち上げた2人は、当初ベルリン発のストリートカルチャー誌LodownMagazineで働いていて、お店はイベントや展示会、打ち上げイベントなどをする場所として考えていたみたいですね。
”私たちは、当初ベルリン発のストリートカルチャー誌LodownMagazineで働いていました。
その為、イベントや展示会、打ち上げイベントなどをしたい場所として店作りを考えていました。
そして、ベルリンを盛り上げる為に業種問わずいろいろなジャンルの人々を集めたいと思いました。
なので、civilistはスケートショップ、ファッションストア、ギャラリー、クラブハウスのどれでもなく、いろいろなジャンルの人が集まれる『たまり場』みたいなものです!”
とインタビューで語っています。
http://archive.breaksmag.com/2016/07/civilist-store-berlin/
そもそもスケートのブランドの取り扱いのなかったドイツ・ベルリンでお店を開き、しかも、いろいろなジャンルの人が集まれる『たまり場』を作っていった、civilistというブランドはめちゃくちゃCOOLですよね。
僕が思うに『civilist』が愛される理由としては、大概スケートショップとなると、スケーターだけが行くイメージで他の人は行っちゃいけないイメージが強いのですが、
この店はそんなことはどうでもよくて、どんな人でもwelcomeな感じだし、逆にいろんな人が集まることでコミュニティの輪を広げることが出来るし新しい文化を作っていけるのだと思います!
これこそが他にはないドイツベルリンのスケートカルチャーの発信源と呼ぶにふさわしいブランドなのではないでしょうか!
2、civilistが牽引するドイツベルリンの壁を作らないスケートカルチャーとは?
ベルリンの過去30年間のスケートカルチャーの発展は、冷戦の政治の影響を受けています!
今でこそ、スケーターは東から西へ簡単に行き来出来ますが、30年前は壁で隔てられていて自由に行き来することすら遮断されていました!
これが、いわゆるあの有名な「ベルリンの壁」ってやつですね!
このベルリンの壁を境に東と西でスケートの歴史、経験、スタイルも分かれていました!
「壁をくぐり抜けた」世代のスケーターのメンバーは、今でもシーンの形成的な人物です!
そして、ベルリンのスケートカルチャーにはベルリン自体のカルチャーと同じくらい魅力があるのです!
では、「壁を作らないスケートカルチャー」とは一体なんなのでしょうか?
一緒に見ていきましょー!!
2-1 東西ベルリンのスケーターが力を合わせて作り上げた人種を問わないスケートパーク
スケートホールナイキSBシェルター
スポーツ会社のナイキは、既存の屋内スケートホールベルリンを改装して、現在はナイキSBシェルターと呼ばれているストリートパークに変えました。
多数のブロック、4段と7段の階段、さまざまな手すりとフラットレール、トランジション、ギャップ、その他ベルリンの通りにあるような障害物があります。
パークでは、初心者からアマチュア、世界最高のプロまで、スケートをしたい人なら誰でも参加できます。
床は滑らかなコンクリートでできていて、大使館と同じ素材です。
シェルターというだけあって、無機質で秘密基地みたいな感じが男心をくすぐってまた良いですね!
メロー・パーク
ベルリンのメロー・パークは、スケーターにとってヨーロッパ最大の屋外パークです。
面積は約60,000m²で、さまざまなスポーツ活動のためのスペースを提供しています。
スケーターやBMXライダー、バスケットボールからグラフィティまで、さまざまなオファーに加えて、長居することもできます。
ここ10年以上、公共の場での若者の文化の中心地です。
日本にもこんな楽しそうな公園がたくさんあればいいのになーとつくづく思いますね笑
無くはないけど、まだまだ海外に比べたら少ないですよね…。
個人的にはオリンピックでスケボーも金メダル取っていたのでもう少し緩和されてもいいのではないかなと思います。
グライスドライエックスケートパーク
グライスドライエックは浅いプールと深いプールの2つがあります。
このスケートパークのスケーターはとてもフレンドリーで親切なので、誰でも気負うことなく入れます。
ボウルプールの表面はそれほど滑らかではなく、硬くて粗い表面で作られているので注意が必要です。
グライスドライエックは、リラックスしてスケートをしたり、一人で滑ってもいいし、友達と一緒に滑ってもいいのでとても居心地の良い環境です。
ここは、ローカルなエリアで、スケート映画「ロード・オブ・ドッグタウン」に出てきそうなプールが公園の真ん中にあるので、公園を散歩しながら新鮮な空気を楽しむことが出来るのも魅力の1つですね!
dog shit spot
ベルリンのDogshitspot(通称DSS)は、DIYスケートスポットを合法化するというアイデアとして2015年に生まれました。
広さ500㎡のDSSは、ストリートとパークのタッチを巧みに組み合わせて作られた仕掛けがたくさんあるコンパクトな公園です。
パーク自体は独創的な形状をしていて、表面は研磨された花崗岩で作られています。
ここは、線路沿いでベルリンでも割と中心地に位置するのもあって海外からもたくさんの人が頻繁に訪れる場所の1つでもあり、毎日何百人もの観光客が立ち寄る場所でもあるみたいですね!
2-2 東西ベルリンのアイデアを掛け合わせたファッション
Champagne Towers
ベルリンを拠点にスケーター兼フォトグラファーとして活躍するSteffen Grap(ステファン・グラップ)とモデルのKaro Rose(カロ・ローズ)による気鋭ストリートブランドです!
リアルなスケータースタイルを基盤にしつつ、ブランドのモットーである、
“Save Water, Drink Champagne(水よりシャンパンを飲め)”
という若さ溢れる勢いを投影したコレクションには、
ブランディングをフロントに配置したフーディや、エッフェル塔を映したフォトTシャツ、といったアイテムがラインアップしています!
当時Steffen Grapはどうやらcivilistのオーナーのアレックスに憧れてブランドを立ち上げようと思ったみたいです!
若者は勿論のこと、大人でも全然着れちゃうくらいシンプルに作られているのでとてもありがたいですね!
2-3 東西ベルリンのジャンルレスでたまり場的なスケートショップ
Titus Berlin
タイタスは3000平方メートルの広さのある巨大なスケートショップです。
デッキ、トラック、ホイール、服、靴が置いてありスニーカーの品揃えはそれほど多くありませんが、Vansなどのどこにも見られないモデルが置いてあります。
ミッテのタイタスベルリンは、高級スニーカーのコレクターにとって特に価値があり、Converse、Vans、DC、Nike、Adidas、Supra、HUF、Etniesなど、さまざまなブランドのスニーカーがあります。
スケートボード、ロングボード、クルーザーなどに関しては、常にスケーター達が新しいデッキを買いに来るみたいですね!
chill outエリアも常設していて、だいだいそこでみんなchillしてるそうです!
これぞ「たまり場」的なスケートショップですね!
このようにBerlinには、
・人種を問わないスケートパーク
・東西Berlinの融合によって生み出されたファッション
・ジャンルレスでたまり場的なスケートショップ
があり、Berlinという街全体が「壁を作らないスケートカルチャー」を担っています!
その中でも『civilist』は、
「壁を作らないスケートカルチャー」
を牽引しているリーダー的存在なのです!
そして、それはベルリンの壁が崩壊されたと同時に『東西ベルリンの融合』によって生み出された文化だったのです!
3、civilistの自由なデザインはユースカルチャー率いる世界唯一の街Berlinだからこそ作ることができた
ここでは、そんな、
「壁を作らないスケートカルチャー」
のリーダー的存在の『civilist』だからこそ生み出される自由なデザインは一体どうやって生み出されるのか?
をご説明致します!
まずはこちらをご覧ください↓
デザインのインスピレーションはいつも自分達でdigり、好きなもののすべてからデザインされていて、季節のトレンドカラーや流行りの物などからは一切影響を受けていません!
その時の気分といくつかのデザインから始めて、色や素材などをいじり始めます!
数あるデザインの中には、1〜2人の外部アーティストとのコラボ企画もあります!
代表作として、ジョー・ロバーツ(LSD Worldpeace)と、素晴らしいコラージュを作成したスタッフのレニーのデザインが特徴的です!(↑画像)
おおまかなデザインが決まったら、みんなでリラックスしながらライン全体について話し合いが繰り広げられるみたいですね!
こんな感じで、基本的には自分達の好きなことと好きなやり方でデザインを決めていきます!
ここまで自由に拘るからこそ、いろんなアイデアが生まれて面白いデザインが作り出せているんですね!
ホントに自由で楽しそうですよね笑
4、他のブランドにはない自由で洒落たデザインのアイテムを紹介
ここでは、『civilist』のデザインのアイテムの中でも僕が特にいいなと思う自由で洒落たアイテムをご紹介していきます!
4ー1高機能でハイセンスな
cons × civilist ctas pro ox
↑こちらは『Civilist』と日本未発売のスケートライン『cons』のコラボアイテムです!
僕も持っているのですが、スケートシューズでも生地がオールブラックのレザーなので高級感があって、
インソールにナイキ独自の「ルナロン」というめちゃくちゃ軽くて柔らかい反発性に優れたクッションが入っているので、
肉厚でめちゃくちゃ足になじんでくれて一日履いてても足が全然疲れないんです!
表裏のタン部分にはベルリンのパッチが付いていて、アウトソールのデザインはベルリンにあるテレビ塔ドライエック・フンクトルムになります!
おまけにヒール部分とシューレースの先端部分にブランドロゴを入れていていちいちお洒落です(笑)
間違いなく大人だからこそ履きたくなる洒落た1足です!
4-2遊び心でアプローチをかけたCarhartt WIP x Civilistのカプセルコレクション
↑こちらは、“Carhartt WIP”とタッグを組み、9ピースのカプセルコレクションです!
Carhartt WIP x Civilistのカプセルコレクションは、Carhartt WIPの定番アイテムであるSweatshirtやSingle Knee Pantなどをベースに、
コラボレーションの重要なモチーフとして機能するハンドライティングのスマイリーフェイスグラフィックがポイントで、ベルリンの遊び心のあるアプローチを取っている雰囲気が特徴です!
スマイリーフェイスのマークが歪んで3D万華鏡のように表示されていて、半袖シャツや3つのスケートデッキに適用するなど、ブランディングに対する同じカラーアプローチが増幅されています!
一方で、落ち着いたオプションのアイテム達は、クラシックなスクリプトロゴTシャツ、ボタンダウンシャツなどが有り、アクセサリに関しては、スマイリーフェイスをデザインしたネックポーチも展開しています!
今最も旬なブランドのCarharttの無骨なワークテイストに、civilistのユーモア溢れるデザインが上手くマッチしていてストリート好きな玄人にはたまらない逸品ですね!
5、まとめ
今回は、『civilist』の
- 壁を作らないスケートカルチャー
- 自由なデザイン発想
- おすすめのアイテム
をご紹介しました。
他にもまだまだオススメしたいブランドがあるのですが、今回は『civilist』をご紹介しました!
ぜひこの機会にいつものファッションにプラスαで取り入れてみてはいかがでしょうか?
Let’s buy clothes!
ChillChair koenji south. shop manager 小玉悦史